求人に役立つ福利厚生 住居
住居(家賃補助、借り上げ、社員寮、貸付金等)
「社員寮や社宅なんて、そんな考え方は古いよ」なんてことを思っている方はいないでしょうか?
よく考えてください、今、首都圏では人材不足です。
運輸、飲食、介護、建設、IT の5大求人難業界に限らず、どこも人手不足です。
人材の流出と人材獲得のために福利厚生を充実させようという話です。
特に分かり易いのが、この「住宅」です。
以前から、会社説明会では、よく質問が出ていました。
「御社のは社宅は無いですか?」
その当時、私も、「え?社宅?」なんて思ったものです。
しかし、新卒の大学生の立場に成って考えてみましょう。
地方から出てきている学生は、大学4年までは、何らかの援助が親から出ているケースが多いでしょう。
卒業した後も、東京に住みたい。
大学の寮などは、卒業すると強制退去です。
アパートに住んでいたとしても、家賃は自分で出さなければいけません。
実は、私の娘は、就職してから一人でアパート暮らしをしたのですが、とても家賃を払えずに、実家に戻ってきました。
新入社員にとって、一人暮らしは結構難しいのです。
今から寮なんて作れません。
会社の近くや通勤圏にアパートを借りるのです。
お勧めは2LDKに2名住まわせる。
予算が許すなら、1DKを一人ずつ。
6畳に2人を住まわせるのはあまりお勧めは出来ません。
白物家電、エアコンで10万円の予算
10年は使えるはずです。
月にして833円の出費です。
家賃は5万円として、社員負担分は3万円と光熱費でしょうか。
会社負担は2万円/月
これで十分に、売りになります。
敷金礼金も無く、即住めるのですから。
会社の負担は、それなりにあるのでしょうが、これによって従業員が入って定着すれば安いと思いませんか?
特に、地方の転職希望者には大きなメリットになります。
また、都内で新卒を狙っている企業は、地方出身者の獲得には絶対に効果があります。