最近の求人事情 外国人
最近、コンビニは外国人店員がデフォルトになりつつある。
勿論、地域がらもあるだろう。
私の地元の東京 赤羽は、ほぼ外国人。
アジア系でなく、フランス人がいたり、びっくりする。
出張先の横須賀だと、ほぼ日本人だ。
去年行っていた甲府では、中国、韓国の方が多かった。
私が小学生の頃、学校の中でハーフの子供は1名ぐらい。
「あの子、ハーフだよね」と話題になるぐらい珍しかった。
息子の学校の時、クラスに2~3人はハーフの子がいる。
ハーフだけではなく、純粋の外国人もいた。
私の世代と、息子の世代は、外国人に対する反応は、まったく違うように感じる。
私の世代だと「あ!外国人だ」と思う場面でも、息子の世代は「だから何?普通でしょ」と思うようだ。
接客業に関して、外国人であるということは、デメリットには成らなくなっている。
よっぽど、老人世代よりも接客には適しているとさえ思う。
一時前までは、外国人は『低賃金』で採りやすかった。
ところが、今は、外国人でさえ採用は難しくなってきている。
外国人専門の派遣会社と商談した時の事。
かなり強気でした。
「賃金は、いくら。弊社の取り分がいくら」と臆面もなく伝えてきた。
とても払える額じゃない。
それを払える企業があるということだ。
先ほども申したように、地域差はあると思います。
神奈川の例で話すと6か所のハローワークに通訳を配置している。
但し、英語の通訳を配置しているのは、そのうちの2か所だけだ。
在留している国も偏っているということだ。
全個所に配置されている通訳は、ポルトガル語とスペイン語だ。
つまり、ポルトガル語とスペイン語を理解できるスタッフがいる企業は、取り放題だ。
取り敢えず、1名を育てて日本語をある程度習得させれば、それ以降の求人は簡単になる。
なんて、裏技も考えたり・・・
ポルトガル語とスペイン語を理解する日本人なんて、多くないですよね・・・
今のうちに、外国人を採用するルートは確保した方が良い。
ただ、高齢者が顧客に多い業態では、外国人を嫌う人が多いのも悲しいかな事実である。
これは、何でしょうね?
戦前の教育の賜物なんでしょうね。
しかし、正直な話、日本人が採用できなくなってきているのは事実であり、外国人をメインの働き手にしていかなければならなくなってきている。
だが、その外国人も、低賃金では使えなくなってきており、徐々に、彼らの売り手市場へと変化していく途上である。
日本人労働者にだけこだわっている経営者は別であるが、外国人労働者も有りだと思っている方は、今のうちに採用を始めて、彼らの人脈と結びついておかなくてはいけない。
今ならまだ、ハローワークで採用できるのだ。