社員の経営への参画
部下の査定会議は管理職以上で行いましたが、主任以上で合宿を行ったことが有ります。
テーマは、来期の基本行動計画 です。
①経営理念の確認
②経営ビジョンの確認
この時点でおかしいと思う事が有ったら言って貰う
③上記が納得したら、業務が重ならないようにグループに分けてワーキングをしました。
経営理念と経営ビジョンにのっとって『我社は来期、どのような行動を取るべきか』を項目ごとに考える。
です。
項目とは、その企業が大切にしていることで良いのです。
その当時の会社で大切にしていたことは
ES(社員満足)
CS(顧客満足)
地域貢献
勿論、成果、業績も含みます。
土曜日の午後から、外部の施設入り、夜遅くまで議論し、夜は、本当に軽く懇親。
翌日曜日の午前中に発表を行って、昼に解散しました。
勿論、その話し合いの内容を経営計画に盛り込みました。
これの目的は、そこなんです。
社員が話し合って決めたことを経営計画に盛り込む
すると、この経営計画は、会社から上位下達されたものではなく
自分たちが参加した経営計画になるのです。
すると、主任以下の社員に対しても、経営者からだけではなく、自然と先輩から指導が行き届くようになるのです。
こういった仕組みを作るのも、経営者の仕事です。