モラルサーベイ
モラルサーベイとは、企業の組織・職場管理に対して、従業員がどういう点にどの程度満足し、またどんな問題意識をもっているのかを科学的に調査分析する手法で、一般には「士気調査」あるいは「従業員意識調査」「社員満足度調査」と呼ばれます。
「我社はボトムアップが出来ている」とか「私は社員の声を十分に聴いている」何て言う社長は、是非、モラルサーベイを行って貰いたい
400名程度までの社員数で45万円くらいの費用です。
私は高いとは思いません。
余裕が有れば毎年でも行いたい。
モラルサーベイは、外部企業に任せるからこそ良い点なのです。
社内に関するアンケートは、
ネットで社員が直接行うか、書類なら封をして、直接外部企業に渡ります。
誰がどんな意見を言ったか分からないようにして、集計してくれます。
所属とか勤務年数を細かく見ていくと、誰の発言化は、分かってしまうケースもあるのですが、それは知りたいことではありません。
『誰が』は全く問題ではなく
『どんな』意見かが問題なのです。
勿論、サイレントマジョリティーもいれば声の大きな少数派も存在します。
ここまででまず大事なことは、社員の本音がやっとわかるという事です。
もちろん、社員数が15名以下の企業ではこの取り組みは取り入れられないでしょう。
少数の企業は、それこそ、第3者にヒアリングを任せるのも手です。
例えば、経営コンサルタントとか。
社員の本音を分かったつもりでいる社長は、早めに行って、打ちのめされた方が良いです。
次に大事なことは、受け止める事です。
「こんな意見は、書いたこいつだけだから、無視して良い」
それじゃ、モラルサーベイをやった意味は無いですよ
アンケートの結果は、社長だけが見ても構いません。
これの経費を無駄にしないように、きちんと正面で受け止めてください。
私はほとんどの疑問や提案に対して答えました。
疑問、提案を掲示板に掲示し、その『すべて』に答えを出しました。
・出来ないことは出来ない理由
・直ぐは出来ないけど、いつなら出来るか
・直ぐに実行する
・それは間違っている、何故なら・・・
等
アンケートをやりっぱなしで、返事をしなければ、翌年からは、社員は一切声を上げてくれなくなりますよ