求人サイトの運営
ネット上で採用を行ったことが無い企業にとって、「何をどうやって行うのか?」が不安だと思います。
求人サイトに掲載する情報は、運営会社や代理店と打合せて行います。
この場合、正直言って、代理店や担当者によって「良い悪い」は残念ながら存在します。
ただ、良い場合でも、御社の社員ではないので、御社の本当に訴えたい部分は知りませんから、そこは、任せっきりにならずに、「自社の良い処(コアコンピタンス)は〇〇だから、ここを的確に伝わるようにしたい」と求人側は、具体的に持っていなければなりません。
丸投げは絶対にダメです。
で、掲載された後、何を行うかに関してお伝えいたします。
①エントリーの募集
これは、「当社に興味のある方はクリックしてください」ということです。
こちらからお知らせしたいことが有る場合、直接連絡を入れられるようになります。
・会社説明会のお知らせ
・インターンシップの募集 等
これを『母集団』と呼びます。
採用に当たっては、母集団の形成が重要で、そのサイトの登録者と母集団は、勿論イコールではありません。
惹きつけて、自社に登録してくれるために、記載内容を吟味するのが、最初の課題です。
②スカウトメール
母集団に参加してもらうために「こちらがターゲットであると思う求職者」に対してメッセージを送ることです。
全体の登録者の中から
・大学
・資格
・志望業界
・自分の特徴
・会社選びで大事にしていること
などから、自社にマッチしている人を抽出して、「自社のサイト」を見てもらうことが目的です。
条件を絞り過ぎると対象人数は少なすぎますし、漠然とした条件、例えば「六大学の学生」なんてすると、対象が多すぎます。
大抵、サービスで「100通までは無料で、それ以上は別途有料です」とかいう感じですので、ここでも、以前お話しした、「どんな学生が欲しいのかを明確にする」ことが必要になり大切なことです。
③インターンシップの募集
母集団、自社サイトに掲載、抽出してスカウトメール
これらにより募集を掛けます。
応募者に対してスケジュールを決めて、日程を個別に送ります。
これらの管理はネット上で行えます。
④会社説明会のお知らせ
一般的には、ネットに掲載して、誰でも見られる前に、①と②で集めた母集団に対して、アプローチを行います。
・母集団の中からさらに抽出して、自社に欲しいターゲットに対して通知
・次に欲しい集団に通知
・その他の母集団に通知
・自社のページに掲載
そんな流れです。
定員を決めておき、予約もネット上で行います。
予約者に対して、自動的に返信する機能が有ります。
・予約の確認
・キャンセルの場合の確認
・開始数日前に確認の連絡
⑤面接の連絡 → 内定の連絡
⑥人事や新人のブログの掲載
また、最近のトレンドは、面接以降に関しては、担当の社員が付くのが多い気がします。
入社後、メンターに成ったり、教育担当にする例もあります。
担当者は、入社前の学生に対する応援団のような感じで、より良いアピールをするにはどうすればいいかのアドバイスも行います。
なんか、変な感じですよね?
入社前の学生にアドバイスを行う。
すると、学生は入る意欲がわき、内定辞退率の減少にもつながるのです。