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コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスとは、 企業統治のことです。

『企業の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を総合的にとらえ、長期的な企業価値の増大に向けた企業経営の仕組み。』

外部から指摘を受けるのではなく、内部で、きちんと見回りましょうという事です。

経営の最終決定と経営責任は社長が負うケースが多いですが、コーポレートガバナンスは社長だけが行うものではありません。

ここに、ステークホルダーが関与してきます。

ステークホルダー、つまり、利害関係者が様々な影響を与えます。
具体的に言うと、株主,経営者,従業員,顧客,取引先などが相互にチェックし,経営の独占的支配,反社会的行動を制御すべきという意を含みます。

経営者の独断ではいけないという事です。

しかし、逆を返すと、従業員の独断でもいけないのです。

なぁなぁ、ではなく、歩み寄り、或いは、お互いに良い方向に向けて改善を行っていく。

ですから、先ほど、「社長だけが行うのではない」と書きましたが、相互チェックの旗振りは、社長が行わなければいけないのです。

社内の制度を提示し、経営状況を提示し、ビジネスパートナーの意見を吸収し、社員の意見を吸収し、

そして良い方向を提案し、協議を重ねていく

社長の仕事は多いのです。
ですから、報酬が多いのです。

話はそれますが、多い報酬は、留保し、会社に何かあった場合に使う意味もあるのです。
外部にある内部留保です。

全て使ってしまっている経営者は落第です。

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