コアコンピタンス
コア・コンピタンス (Core competence)とは、ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。
またの名を「尖りポジション」と言います。
コアコンピタンスは、採用を行う上で、基本になる企業の特徴説明に欠かせないだけではなく、普段の会社運営上でも大切な考え方です。
「そんなもの無いよ」なんていう経営者さんもいらっしゃいますが、そんなことはありません。
コアコンピタンスが無い企業はとっくに淘汰されているはずだからです。
経営者が気が付いていないケースがほとんどです。
気が付いていなくとも経営は出来ますが、明確に気が付き、それを活用すれば、経営も採用も円滑に回ります。
その際に、『競合他社を圧倒的に上まわる』という部分に、あまりにこだわり過ぎては、なかなか難しい。
「世界を見回せば、うちより良い会社はあるはず・・・」
『あるはず』で、近隣に現実的に無ければ、それで良いのです。
例えば・・・
・営業年数
・技術
・資格の総数
・表彰
・特許
・展示会の回数
・顧客数
・社長の経歴
・社員の平均年齢
・有給休暇の消化率
・管理職の平均年齢
・女性管理職の比率
・テリトリー
・社長とのコミュニケーションの数
・利益率
・・・等々
基本的に、上記の数量が大きい方が良いですが、中には、少ない方がコアコンピタンスになる場合もあります。
というか、そのような見せ方をできる場合もあります。
例えば
起業してまだ1か月です!
歴史はありませんが、技術は最先端で、お客様もいないので、新しいお客様に専念できますので、満足いただけるサービスが行えます!
とか
先ほども述べましたが、コアコンピタンスが無い会社は淘汰されています。
「今のお客様は、どうして弊社を使ってくださっているのか」
その点を突き詰めて考えましょう。
是非、社員を巻き込んで考えてください。