テリトリー数と顧客数
ショップですと「この商圏には何件の顧客がいる」とか言いますが、それって、顧客じゃないですよね?
顧客になりうる方が何件いるかというだけ。
出店するにあたっては、性別、年齢層、住居形態、年収 等、考えることはたくさんあって、そこに出店するわけですが、出店した後、そんなことを考えるよりも、
「どうしたら、顧客になってもらえるか」を考えて実践することです。
リピートオーダー
それが顧客だと思います。
勿論、世の中には、一度売ったきり、フォローも何もしないで、新しい商圏を探す仕事もあります。
まぁ、あまり大きな声では言えない仕事ですけどね。
そういう仕事って、かえって辛いと思うのです。
探し続ける、しかも、最低でも前月と同じだけのお客様を、いや、もっとたくさんのお客様を、今後もずっと永続的に・・・
辛いですよ、会社も社員も
飛び込みセールスのローラー部隊だけではなく、駅前の飲食店とか、観光地のお店とかも、こういう傾向が有ります。
私は、千客万来、多くの同じお客様が、何度もオーダーしてくれる企業が良い企業だと思います。
商圏は大事ですけど、その中で、いかにして多くの『顧客』を作ることが出来るのか。
それが出来ている会社は良い会社です。
そのためには、お客様にきちんと向き合う事
お客様第一 ではないと思います。
以前、私の会社も『お客様第一』を理念の一部に掲げていたことが有ります。
「お客様には最高のおもてなしをしろ!」って、そのおもてなしをするのは社員なんですよ。
社員が疲弊していたら、お客様に満足なんか与えられません。
社員第一・・・言い方を変えると 社員満足
大切なことは、
社員満足→お客様満足
なんですね。
想定しただけのテリトリー数に胡坐をかかずに、本当の意味での顧客を獲得するには、社員満足から行わなければなりません。
当たり前のことですね。