面接官の教育
以前お話をした「欲しい社員」の定義づけを周知しただけでは、面接官の教育は終わりません。
面接後の評価は、コメント重視ですが目安で「A・B・C・D」の4段階で評価していました。
A:次の面接に進めたい (AとBで全体の15%)
B:次の面接に進めても良い
C:普通 35~55%
D:採用は難しい 30~50%
※ C以下の学生に対しても、面接シートの「全体コメント」には必ずコメントを記入する。(何故駄目だったのかについての証拠を残す)
この様なルールを記載した「面接マニュアル」を作成しました。
二人の面接官で AとB とか BとCとかはあり得ます。
一度だけ AとD という評価がありました。
こういう場合は、双方に、面接の内容をヒアリングします。
BとDなら聞かないかもしれませんが。
D評価の面接官曰く
「なんとなく、雰囲気で『こいつとは一緒に仕事したくなかったんですよ』」
「一緒に仕事したい」という感情は大切です。
ですが、もう一人はA評価なのです。
直感は有っても良いのですが、人の人生や会社の将来がかかっているのです。
そこは、理論的に行いましょう。
これは、ありえません。
私は、この学生を呼んで、実際に話してから評価しました。
面接官の教育が間違っていたのです。