会社の立て直し 管理職
幹部の次は管理職です。
管理職への経営理念の周知や教育の際に、私が必ず話すことが有ります。
「あなた方は『管理職』である。では、『管理』とは一体何でしょうか?」
このブログでは何回も答えを言っているので、簡単に書きます。
「管理とは、『良い状態』を維持することである。
であるから、現在のあなたの管轄の部署が『良い状態』でないなら、良い状態になるように策を施すことが、まず仕事です。
一旦、良い状態になったとしても、『維持』することだけを考えていたら、衰退します。
ですので、常に上を目指すのも仕事です」
少なくとも、出来ない社員に対して怒鳴り散らすことが管理職の仕事ではありません。
怒鳴ることにより、良い状態にはならないからです。
勿論、『能力の有る無し」は、従業員には有ります。
能力が劣る人に対する指導と、能力がある人に対する指導を同じにしてはいけません。
行動だけではなく、成果もきちんと把握し、判断し、指導してください。
そして、評価も正しく行ってください。
能力が有って成果も出せた人
能力は有るが成果が出ない人
能力はないが成果を出した人
能力が無く成果も出なかった人
それぞれに対しての指導と評価は違います。
画一的な指導と評価をしていないでしょうか?
経営者と管理職の意識が変われば、会社は変わります。