会社の立て直し 解決策
社内の問題点が列挙出来たら、それぞれをグルーピングします。
人材、資金、設備、情報、システム 等
更に、例えば、人材 は大きすぎますので、必要に応じて細分化します。
採用、定着、教育、組織 等
次に、優先順位を決めます。
・着手すれば、効果が早く出てくる
・効果が出るのは時間が掛かるかもしれないが、取り組むことによって社内外に良い効果を与える
それらの可能性が高いものを優先順位の上位にするのです。
次は解決策です。
経営者さんの中には、解決策を内包している方も多くいらっしゃいます。
「分かっているんだけど出来ないんだよなー」
その「出来ない原因」を取り除くことが解決策です。
問題点の優先順位を決めました。
とりあえず、10個に絞りましょうか。
その一つ一つに関して
・これが出来ないとどんなデメリットが有るのか?
・誰が協力してくれれば出来るのか
・何を行えばよいのか
これらに関して、どんどん深堀をするのです。
例えば、一つ事例を挙げてみましょう
「人材が採用できない」
・これが出来ないとどうなるのか?
→仕事はあるのに、社員が居ないと、無暗に労働時間を増大して社員が疲弊してしまう
・誰が協力してくれるのか?
→地域のハローワーク、募集サイト
・何を行えば良いのか?
→ハローワークに求職者の動向を聞きに行く
募集サイトの営業担当に最近の動向を聞く
求人が上手く行っている企業の方法を調べる
・・・
更に
→従業員の待遇を良くしないといけないみたいだ
会社の理念の周知をしないといけない
福利厚生の拡充を必要最低限に行う必要があるみたいだ
新卒、転職、オールドエイジ、障がい者雇用、女性の活用、在留資格のある外国人の採用、外国人実習生の採用
根本的に、作業の抜本的な見直しが必要かもしれない
などなど、どんどん掘り下げていくのです。
すると、出来る事が見えてきます。
それから着手していけばいいのです。