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企業の社会貢献③ 社会の定義

 

社会貢献とは、

・本業そのものも「いかに社会に貢献しているか」

・本業以外でも、「いかに社会に貢献しているか」

ということですが、
何をもって社会貢献とするのか?

ボランティアを行うことがすべてではない。
社内の体制、コーポレートガバナントを含めて、まるっと企業全体の行動がCSRなのであるという考え方が欧州では標準になりつつあるらしい。

法令順守や労働協約の尊重は前提条件と位置づけ、
「社会」「環境」「倫理」「人権」「消費者の懸念」を企業活動の中核戦略として統合する。

但し、総論を論じても仕方がないので、出来る事、各論でお話ししたいと思います。

そもそも論なのですが
社会貢献の「社会」をどの範囲に当てはめるかは、各企業で違うところでしょう。

本社の所在する町
支社も含めて、所在する町
行政区単位
県庁所在地
関東とか関西とかいう地方
日本という国全部
東アジア
アジア全体
環太平洋地区一帯
地球全部
・・・

各企業の業態によって選択すればよいし、狭いエリアのことも広いエリアのことも別途に対応していることが多いです。

例えば、
日本マクドナルドは、全国的には「少年サッカー」を支援していますが、浦和にあるマクドナルドのショップは「浦和レッズ」を応援しています。

本社としての考えと支社としての考え

「日本全体と、地域的な考え」があってもいいと思います。

少なくとも『商圏』である地域に対しての社会貢献を考えたうえで、その外側を考えるべきだと思います。

例えば、小規模なある店舗が、いきなり地球規模の自然環境に関する行動をしても、地域で受け入れられるでしょうか?

地域のごみ対策や環境問題、交通安全などに無頓着で、いきなり地球環境を声高に叫んでも、社会の認知は得られないと思うのです。

 

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