初めての人事考課② 給与の差
仕事の種類、叩きだす粗利益により給与は決まります。
「この仕事をしてください。仕上がりの感じは○○。で給与は A円です」
これを、ある期間の成績(結果と行動)を計測して
「与えられた仕事以上をしているのか、以下をしているのか」
それが、人事考課です。
ですから、社員数が少ない場合は、社員個人個人に対応すれば良いのです。
ただし、その場合でも、問題になるのが
「あの人の方が給料が高いのに、私の方が多く働いている、不公平だ!」と言う声は少なからずあるという事です。
何故給料が高いのか?
・働いている時間ではなく、稼ぎ出す粗利の差
・個人のパフォーマンスだけではなく、部下、後輩の指導育成を行っている時間
そういったことを社内ルールで周知しておく必要が有ります。
小グループを束ねている係長
係を複数束ねている部長
個人のプレイヤーとしての時間だけではなく、『管理』の部分の仕事と『責任』
それが、給与の差に成ってきます。
こういった、仕事の中身を明文化しておくことが重要です。
社員数が増えてくると、仕事の結果の検証にルールを作った方が効率的です。
会社全体として
人事考課のルールが決まっていると、不平不満が出にくくなる
何を行ったら良いかが明確になる
ですから、
職能の定義
人事考課表の作成
が必要となってくるのです。