メンター
新卒研修が3年くらい続くと、社内に『新人研修』を経験した社員が複数人存在していますので、
新しい社風の社員の存在は、奇異な目で見られることが少なくなります。
と言う事は、新卒採用、教育を始めた当初は、社内でも、抵抗感を持っている社員が複数存在している訳です。
「あいつら何?」
「新人なんて、何も出来なく癖に」
そう、出来ないから、教育に費用と時間を掛けるのですが、彼らには理解できません。
彼らの理解度を高めるには、先輩社員に対しての『中堅社員研修』を行う必要が有りますが、社内研修を導入した初期には、そんなに複数の教育を走らせる余裕はありません。
ですから、最低行って欲しいのは『メンター制度』です。
簡単に言うと、部署を超えて相談できる先輩 でしょうか?
そんなに難しく考えなくても良いです。
とりあえず、前向きでやる気のある、プラスの空気を醸し出す、若手の社員に声を掛けて、教育、までは行かなくても、きちんとレクチャーをする必要が有ります。
「なんで、私がそんな面倒なことをやらなくてはいけないのか?」
そういう風に返答する可能性のある社員には、絶対に声を掛けないでください。
「後輩の面倒を見る先輩ですか?!
私に出来るかな?」
そういう方に任せてあげてください。
新人の教育の為だけではなく、メンターが驚くほど成長します。