新人の常識非常識
新卒もそろそろ会社に慣れてきたのではないでしょうか。
新卒研修を十数年やっていると、毎年同じことを良く感じます。
例えば、大学時代に接客のアルバイトをしていたから、一般社会常識は分かっているはず・・・これが大間違いです。
しかも、彼らは、社会のルールを全く知らないだけで、悪気はないのです。
ですから、会社の中の事だけではなく、社会のルールもきちんと教えてあげることも教育です。
●天真爛漫はほどほどに
●休憩時間を目いっぱい取るな
●仕事の話にふさわしくない場所とタイミング
●決裁書類の扱い
●お酌のマナー
●休暇の取り方
●軽薄な言葉遣い
●上司に対して「ご苦労様」は×
●携帯電話、携帯ゲーム
彼らは知らないのです。悪気はないのです。
数年前、新人研修の時に、「さて、これから、トイレ休憩も含めて15分休憩にします。」と言うと、一人の新卒は、おもむろにスマートフォンを出し、ゲームをやりだしました。
陰でではありません。
研修室です。
「おいおい、休憩時間と言っても、勤務中だよ。ゲーム、やって良いと思う?」
「あ!!そうですね。すみません。勤務時間中ですよね」
そう、彼らに悪気はないのです。
知らないのです。
教えないと分からないことに対して怒ってはいけません。