離職率の低減①
採用に困っていらっしゃる企業様は、大抵、離職が多い。
採用のノウハウはもちろんありますが、そもそも、離職に歯止めを掛けなければ、いつまでも採用を続けていかねばなりません。
年に一度、新卒を採用する。
その他は、事業の拡大が急激になり、中途採用をする。
そのくらいの採用活動で、人が足りなくなり、場当たり的に中途採用を繰り返すのはやめた方が良い。
離職率の低減にこそメスを入れなければいけない。
我社は何故離職者が多いのか?
何故か、アンタッチャブルなこのテーマですが、実はその理由は、経営者は、分かっているはずです。
・待遇の不釣り合い
・自尊心が否定された
・組織が崩壊している
・将来ビジョンの提示が無い
ということです。
・待遇の不釣り合い とは
いわゆるブラック企業ですね。
残業代が出ない
早朝から深夜まで仕事
休みが無い
有休休暇が取れない
昇給が無い
賞与が無い
ちょっと変化球ですが
・教育を全くしない
なんていうのも、この範疇でしょう。
・自尊心が否定された とは
パワハラ、セクハラ、モラハラ企業です。
パワハラ、セクハラは、仕掛ける方と受け手の人間関係によって、画一的なものではありません。
世間でよく言う、「イケメンならOK」は、不条理ですが存在しています。
誰が見ても問題が有る行動をしてはいけないのは当たり前ですが、
「え?こんな事でもセクハラって言われるの?」そんな状況もあります。
ですから、危険を冒して、濃いコミュニケーションをとるのではなく、機械的な関係の方が無難です。
ですが、私はそれではいけないと思っています。
多少の叱咤激励
軽い冗談
この程度は、会社の潤滑油だと思っています。
それが可能な会社の「空気」を作るのは経営者自身です。
会社の雰囲気が悪いのは、経営者が悪いのです。
ですから、この4つの問題点を解決していけば、パワハラやセクハラ、モラハラなど関係の無い会社になっていくと思っています。
(後半は明日)