人事制度改革~教育計画
以前、成果至上主義の評価をしていたことが有ります。
成績が良い社員は、評価を上げる
成績が悪い社員は、評価を下げる
これ、実は間違っていました。
いえ、これ自体は間違いじゃないんですが、その後、行わなければならないことをやっていませんでした。
評価を下げた成績が悪い社員に対する育成です。
成績を評価に直結することは簡単なのです。
「あいつは、やるべきことをやっていないから成績が悪いのだから、給料が上がらないんだ」
私は以前はそう考えていました。
部下の未達成部分を上司自身の成績でカバーしている部門もありました。
それに対して「お、達成したね、ありがとう」何て言っていました。
間違っていました。
成績(この場合は、利益とかの数字だけではなく、技能や知識なども含みます)が悪い社員に対して、問題点を探し、育成計画を立てることも、上司と経営者の仕事なのです。
問題点とは・・・
目標と現実の間にある部分
ですから、まず、目標は、無くてはならないのですが
PDCAでいうと、『CA』の部分が大事なんです。
この、成績の悪い部下育成の部分は、その後、大反省を行って、改善しました。
単に成績の評価だけでは、成果が出ていない社員を切り捨てることになります。