人事制度改革 役職の役割の具体的定義
役職の種類は、あまり多くない方が良いです。
組織が有る程度複雑な場合で
責任者<主任(ここまでは指導職)<係長(ここからが管理職)<課長<部長<社長
このくらいでしょうか。
シンプルな企業の場合は
主任<マネージャー<社長
でも良いと思います。
私は、管理職以上を経営幹部と呼んでおり、その役割を以下のように規定していました。
①お客様満足の向上の為に、人材の育成に力を入れる事。
②部下を支援し、チームワークを発揮すること
③実行計画書の達成の責任を負う事
④各拠点の内外、上司・部下とのコミュニケーションを率先垂範すること
以上の業務を実行するわけですが、大事なことなので、何度でも言いますが、そもそも、『管理職』の『管理』って一体どんなことをするのでしょうか?
管理職、管理人、管理者 すべて同じです。
『良い状態を保つ』ことだと私は考えています。
ですから、任された状態が『良い状態』でない場合、まず、管理職が行うのは『良い状態にする』ことが必要です。
これは、アパートの管理人さんを思い浮かべると分かり易いでしょう
管理職は
①『良い状態』を作り出す
②それを維持する
維持しようとすると、衰退していくものですから、常に上を目指すことが大切であり、自分個人の問題ではなく、組織全員の事を考えるのが管理職の役割です。
命令を出すことが管理職の仕事ではありません。