配属先選定
中途入社の場合は、往々にして配属部署は決まっております。
人材が足りない部署の補強が主だからです。
採用される側もそれが分かっている場合がほとんどです。
ところが、新卒はそうではありません。
採用時に「どの部署に配属されたいか?」と聞く場合はありますが、それは志望の傾向や深度を探るためで、それを聞いたから、イコールそこに配属するという事にはなりません。
なぜなら、外部から社内を見ただけでは、社内の各部署の役割や動きは把握しきれないことは当然だからです。
ですから、入社後、座学や現場実習を通じて、
当所の志望部署と社内の仕組みをよりよく把握してもらったうえで、配属先を決めます。
入社半年後に、配属先を決めても遅い事は無いと思います。
早い場合でも3か月後ではないでしょうか?
配属先を決めるにあたって、新入社員の意向も調査します。
「参考にする」とだけ言って、志望の上位3部署を聞きます。
また、各部長にも希望する社員を聞きます。
別段、ドラフト制ではありませんので、それを参考にするだけで、人事担当者が配属先を決定します。