M&A
私は今までM&Aを3回経験しています。
最初は 中小企業同士 「社員ごと買い取って欲しい」という同業他社からの案件でした。
私、全く初めての経験でしたので、何をどうして良いか全くわかりませんでした。
当時、M&Aという単語も知りませんでした。
「顧客はこれくらいいるから、1件当たり〇〇円で、総額〇〇円で良いだろ?」
そんな感じで決まってしまいました。
勿論、利益計算とかはしましたよ。
どんな社員が何人で、商圏がどうで、売上予測がどうで、利益がどうで
それで行けると思ったから飲んだのです。
銀行さんは簡単に資金調達してくれましたし。
後は、業界内の政治的な考えもありましたけど・・・
でも、ダメですよね、本来こんなことは。
結果オーライだったので、問題は無かったのですけど。
デューデリをきちんと行って・・・
でも、中小企業同士のM&Aで果たして、そんなに厳密に出来るのかしら?とは思います。
やはり、エイヤー!的な どんぶり勘定的なものが無いと話が進まないのかもしれません。
売りたい方か買いたい方か、気持ちが強い方が主導権を握って、押し切るしかないでしょうね。
私の場合は、相手に恵まれていたんだと思います。
ただ、譲渡間際に、やはり隣接する他の同業他社からの横やりで、今までの電話番号が使えなくなったり、譲渡されてしばらくは大変な目にあいましたが、抜擢した若手の店長が見事に乗り切ってくれて、大変に良い事業所になりました。
で、あとの2つのM&Aはともに大企業相手なのですが、ちょっと話が長くなったので、その話はまたいつかお話しします。