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経営理念

我社がどんな会社であるか?

前回、漠然とお話ししたと思います。
現状が有るべき姿に向かっている部分も向っていない部分もあると思います。

ここで大事になってくるのが 経営理念です。

私が継いだ稼業は、経営理念がありませんでした。
今年の夏に第2創業のお手伝いをした会社も経営理念はありませんでした。

新入社員に指導するにしても、新しいプロジェクトを行うにしても、いえ、全ての会社の活動において、「指針」は必要ですよね?

創業社長の頭の中には、それは染みついています。
しかし、明確にしておかないと、社長自身も「流されて」しまうのです。

辞書的な定義はさておいて、「経営理念」というのは、会社の未来の方向性を示しながら、会社のルールの根幹だと思うのです。
何か問題が起きた時、困ったとき、迷ったとき、経営理念に立ち返って、どうするかの判断基準となるのです。
それと同時に、外部へ向けたメッセージが込められていなければなりません。
大企業の経営理念の中には、外部へのメッセージだけの場合もあります。
気を付けてください。

社内ルールの根源と外部へのメッセージ

このバランスが大切です。

ですから、先述した、自分の会社でも、第2創業の会社でも、私が最初に行ったことは、社長と長時間ヒアリングを行い、
「もしかして、こういう会社にしたいのですか?」と提示しながら決めていきました。

以前からある経営理念も、「今」見つめなおして、そのままで良いならそのまま、変えるなら変える、そういう作業が必要です。

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